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石村英美子が「とりあたま」で観たり聞いたりしたものを、三歩あるいて忘れないうちに書いています。
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劇団HoleBrothers「アンダーグラウンド・サイコ」@西鉄ホール

楽日に観ました。

細かな部分の話は置いといて、

「もの足りない」

ってのがおおまかな感想です。
でも、よく頑張った!とも思っちゃうのです。
なんとかまとまってはいたのです。

この劇団の持ち味=幸田脚本って、
人間の持っている暗部、つまり誰しもが持っている要素にクローズアップし、
そことどう向き合うか、またはどのように目をそらすのか、が醍醐味なのだと思うのです。

どんだけ暗くたって汚くたっていいのです。が。

人物設定が「腑に落ちない」のです。
特に女性。男性の作家が女性を描いた時に起こりがちな、
”おんなのひと”という十羽ひとからげが起きてしまっている気がして。

女性は浅はかかも知れませんが、白痴ではありません。
バカな理由でも、理由ときっかけがあって動くのです。

そこら辺が雑に見えて。

「なんで」

がないのです。表現の中に。
やっちゃったこと自体より、なんでが必要なんじゃないの?
それがないと、ただの都合の良いキ○ガイよ。

あとは・・・うーん。

「底辺には希望はないのかよ」

って台詞がありましたが、底辺じゃないですよ。
ありがちなただのワーキングプア程度ですよ。
どんな浅い底ですか。もっと思い切りよく書けばいいのに。
人間の尊厳ギリギリの、日本社会には存在しないことになっている人々くらいの。

でもね、役者さんが生き生きしていたなぁとも思うのです。
でもね、その表現の選択は無しじゃないの?とも思うのです。
でもね、常態での人間関係が微笑ましくってよかったなとも思うのです。

ああ、まとまらなくなってきました。

とにかく、結局、何を思えば良かったのか解らないままエンディングを迎えてしまったので、
それが気に入る気に入らないは別として、なにがしかの主張を持って欲しいなと。

次回作はガツンと心にフックする作品を作ってもらいたいとの期待を込めて。
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プロフィール
HN:
石村英美子
性別:
女性
職業:
プロのフリーター
趣味:
惰眠 つまみぐい
自己紹介:
九州在住。
お芝居が好きで、ちょこちょこ観に行っています。最近は観るだけに留まらず、何がしかのお手伝いに行くことも。
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