石村英美子が「とりあたま」で観たり聞いたりしたものを、三歩あるいて忘れないうちに書いています。
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座サムライファイトクラブ「天神プラスチックガール」@甘棠館Show劇場
思えば、サムライさんは旗揚げから全ての公演を観ています。
で、今回は甘棠館だったのですが、ひっそりしていて会場間違えたかと思いました。
大きくなるばかりがいい事じゃないとは思うけど、
ずいぶんと規模縮小した感じ。装置や、出演人数や、衣装や、いろいろ。
ノリマキ博士の娘「ナダレ」が、過去へタイムスリップして悲しみの種を摘むっていう、
パロディのパロディなお話でした。
正直、最初30分は世界観に付いて行けなくて、登場人物がやたら好戦的で感情移入出来なかったんです。
ですが、それぞれの事情が分かってくるたび、急にその人物がかわいく見えてきちゃうってことは、きっちり計算どおりに誘導されてたってことですね。
「ナダレ」が亡き娘のレプリカなのは最初から匂わせてあったにしても、金と力に執着するクラスメイトと「3歳の妹」は気付かなかったので、まんまと持って行かれました。
悲しい未来を変えるためにやって来たナダレ。
イラッとするキャラなんだけど、それが終盤には悲しいカラ元気だったり。
人は「悪い」んじゃない「間違う」んだって。
ふだん生悪説信者の石村ですが、人は生まれた時から悪人なんじゃないって。
思っちゃったりウルウルしたり。
しちゃったりしたのでした!ギャグ芝居で泣いちゃうのは恥ずかしいですけどねっ!
思えば、サムライさんは旗揚げから全ての公演を観ています。
で、今回は甘棠館だったのですが、ひっそりしていて会場間違えたかと思いました。
大きくなるばかりがいい事じゃないとは思うけど、
ずいぶんと規模縮小した感じ。装置や、出演人数や、衣装や、いろいろ。
ノリマキ博士の娘「ナダレ」が、過去へタイムスリップして悲しみの種を摘むっていう、
パロディのパロディなお話でした。
正直、最初30分は世界観に付いて行けなくて、登場人物がやたら好戦的で感情移入出来なかったんです。
ですが、それぞれの事情が分かってくるたび、急にその人物がかわいく見えてきちゃうってことは、きっちり計算どおりに誘導されてたってことですね。
「ナダレ」が亡き娘のレプリカなのは最初から匂わせてあったにしても、金と力に執着するクラスメイトと「3歳の妹」は気付かなかったので、まんまと持って行かれました。
悲しい未来を変えるためにやって来たナダレ。
イラッとするキャラなんだけど、それが終盤には悲しいカラ元気だったり。
人は「悪い」んじゃない「間違う」んだって。
ふだん生悪説信者の石村ですが、人は生まれた時から悪人なんじゃないって。
思っちゃったりウルウルしたり。
しちゃったりしたのでした!ギャグ芝居で泣いちゃうのは恥ずかしいですけどねっ!
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劇団マニアック先生シアター 第三回本公演
「夜鳴き屋シャバ・ダ・ダバダ」
まったりした夏の夜。
まとわりつく暑気と、おでんの湯気。こつ然と在る屋台。
そこに在る、のに、なぜか現実的ではありません。
あ、雰囲気があるってゆう意味です。
マニ先って、アングラの香りがする、なんて言われているみたいですが、
それは終始舞台上に漂う「幽玄」といいますか「幻」っぽさといいますか、
そこら辺に起因しているような気がします。
今回は、その屋台を中心とした、客の身の上話という体のオムニバスって感じでした。
これは、好みの問題なのですが・・・。
屋台に集う「客」はどうしても後ろを向いてしまっています。
で、それを観客に補足するために映像でスクリーンに中継をするのです。
これが、石村の感受性を鈍化させてしまったようで。
いや、もちろん面白い試みで、普段の生舞台では見られない面白い画も見れたりはするんですが。
自分の集中力を駆使して観る!
ズームもパンも自分の脳内調整室で!
が、観劇の醍醐味だと思っているのですね、石村。
閑話休題。
屋台の大将、ダメOLさん、テキ屋の姐さん、ニートくん。そして意味深な女。
それぞれ別の時間空間で語られる物語は、夏の夜の夢幻のようでした。
岩城さん演じる姐さんが、本当に肝が据わっていて格好良かったです。
いろんな客演さんと共に、また観てみたいマニ先の夜でした。
ちなみに、うのきんさんと一緒になったので、
もちろん呑みに行っちゃったのでした。
(残念ながら屋台ではなかったですけれど)
「夜鳴き屋シャバ・ダ・ダバダ」
まったりした夏の夜。
まとわりつく暑気と、おでんの湯気。こつ然と在る屋台。
そこに在る、のに、なぜか現実的ではありません。
あ、雰囲気があるってゆう意味です。
マニ先って、アングラの香りがする、なんて言われているみたいですが、
それは終始舞台上に漂う「幽玄」といいますか「幻」っぽさといいますか、
そこら辺に起因しているような気がします。
今回は、その屋台を中心とした、客の身の上話という体のオムニバスって感じでした。
これは、好みの問題なのですが・・・。
屋台に集う「客」はどうしても後ろを向いてしまっています。
で、それを観客に補足するために映像でスクリーンに中継をするのです。
これが、石村の感受性を鈍化させてしまったようで。
いや、もちろん面白い試みで、普段の生舞台では見られない面白い画も見れたりはするんですが。
自分の集中力を駆使して観る!
ズームもパンも自分の脳内調整室で!
が、観劇の醍醐味だと思っているのですね、石村。
閑話休題。
屋台の大将、ダメOLさん、テキ屋の姐さん、ニートくん。そして意味深な女。
それぞれ別の時間空間で語られる物語は、夏の夜の夢幻のようでした。
岩城さん演じる姐さんが、本当に肝が据わっていて格好良かったです。
いろんな客演さんと共に、また観てみたいマニ先の夜でした。
ちなみに、うのきんさんと一緒になったので、
もちろん呑みに行っちゃったのでした。
(残念ながら屋台ではなかったですけれど)
劇団風三等 星「ピンスポ!」@ぽんプラザホール
コメディでした。
よくも悪くも。
いわゆるバックヤードもので、コンテンポラリーダンサーの公演に伴う裏方さんたちの物語。
石村思ったんです。
もし自分が、全くのお客さんで、裏方の事など何も知らなかったら、
あるいはもっと楽しめたのかも知れないなぁ、って。
全体をコメディーにするためのシチュエーションですから、リアリティと外れたトコがあったって構わないはずなんですが、気にならないことには出来ないんです。
それプラス、自分勝手な「先生」に振り回されるばっかりで、プロの気概ってもんが見えません。「先生」だってお客様の金と時間を頂いているプロのくせに、芸術性や精神論を盾に「今は踊れないの」なんて、ふがいない!という風に思えてしまいます。
ドタバタ劇はそれでいいのでしょうが、人物の志向性が単純すぎて石村にはフックし損ねました。
最初に書いたように、全く知らない世界を描いてあったなら、そんな事は思わなかったのでしょうけどね。
一重 の人間はいません。
二重三重、あるいはもっと沢山の層を成したのが人間のはずで、
コメディだからってそこを簡略化していいってことにはならないんだ。
という方法論を思いついたのがこの作品を観た収穫でした。
客席は沸いてましたけどね。
もしかしたら、アタシがずれてる?とも思った、石村なのでした。
コメディでした。
よくも悪くも。
いわゆるバックヤードもので、コンテンポラリーダンサーの公演に伴う裏方さんたちの物語。
石村思ったんです。
もし自分が、全くのお客さんで、裏方の事など何も知らなかったら、
あるいはもっと楽しめたのかも知れないなぁ、って。
全体をコメディーにするためのシチュエーションですから、リアリティと外れたトコがあったって構わないはずなんですが、気にならないことには出来ないんです。
それプラス、自分勝手な「先生」に振り回されるばっかりで、プロの気概ってもんが見えません。「先生」だってお客様の金と時間を頂いているプロのくせに、芸術性や精神論を盾に「今は踊れないの」なんて、ふがいない!という風に思えてしまいます。
ドタバタ劇はそれでいいのでしょうが、人物の志向性が単純すぎて石村にはフックし損ねました。
最初に書いたように、全く知らない世界を描いてあったなら、そんな事は思わなかったのでしょうけどね。
一重 の人間はいません。
二重三重、あるいはもっと沢山の層を成したのが人間のはずで、
コメディだからってそこを簡略化していいってことにはならないんだ。
という方法論を思いついたのがこの作品を観た収穫でした。
客席は沸いてましたけどね。
もしかしたら、アタシがずれてる?とも思った、石村なのでした。
ペンギンプルペイルパイルズ#13「審判員は来なかった」@西鉄ホール
この劇団は初めてですが、以前「しかたがない穴」という脚本作品の上演を観た事があります。
ペンギンプルペイルパイルズペンギンプルペイルパイルズペンギンプルペイルパイルズ。
なんて言いづらくて読みづらいんでしょ(笑)
楽しくなって連呼してしまいます。
さて、西鉄ホールに設えた仮盆がくるくる回って、三つの種類の舞台装置。
一つは上下で使うから計4場面だったのです。で、四つの属性の人々を、
役者さん達が演じ分けるのですが、なぜか全然ごっちゃにならない。
例えば片桐仁くんなんか、元々あんなにキャラ濃いのに、
きっちり演じ分けてて、すごいを通り越して不思議。みんなそう。
生まれたばかりの国家が、早くも衰退するさま、
「金」という力を得たばっかりに歯車が狂い始める家族、
もはや精神性を失い、権威の維持のみに没頭する教会。
ぜーんぜん上手くいかない可笑しくて悲しい人々の営み。
計らずも、違う形でスポーツが国境を超えてしまうのですが、
皮肉で、しかも救いになっていました。
で、審判員はというと・・・来たんですよね〜これが。
審判長みたいな人物を、私たちは求めているのかもしれません。
もっと限定的な世界観の作風が多いと聞いていましたが、
今作はけっこう分かりやすくてライトな仕上がりだったようです。
他の作品も観てみたいな、と思った石村でした。
この劇団は初めてですが、以前「しかたがない穴」という脚本作品の上演を観た事があります。
ペンギンプルペイルパイルズペンギンプルペイルパイルズペンギンプルペイルパイルズ。
なんて言いづらくて読みづらいんでしょ(笑)
楽しくなって連呼してしまいます。
さて、西鉄ホールに設えた仮盆がくるくる回って、三つの種類の舞台装置。
一つは上下で使うから計4場面だったのです。で、四つの属性の人々を、
役者さん達が演じ分けるのですが、なぜか全然ごっちゃにならない。
例えば片桐仁くんなんか、元々あんなにキャラ濃いのに、
きっちり演じ分けてて、すごいを通り越して不思議。みんなそう。
生まれたばかりの国家が、早くも衰退するさま、
「金」という力を得たばっかりに歯車が狂い始める家族、
もはや精神性を失い、権威の維持のみに没頭する教会。
ぜーんぜん上手くいかない可笑しくて悲しい人々の営み。
計らずも、違う形でスポーツが国境を超えてしまうのですが、
皮肉で、しかも救いになっていました。
で、審判員はというと・・・来たんですよね〜これが。
審判長みたいな人物を、私たちは求めているのかもしれません。
もっと限定的な世界観の作風が多いと聞いていましたが、
今作はけっこう分かりやすくてライトな仕上がりだったようです。
他の作品も観てみたいな、と思った石村でした。
いけませんねいけませんね。
まったく書いていませんね。
ただでさえ低スペックな石村は、自分を律しないといくらでもサボってしまいます。
どうも、おひさしぶりです。
元気ですよ。元気に暮らしておりますよ。
ちゃんとね、観たい舞台は観に行ってますしね。
旅行に行ったりもしましたよ。
ざっくりと、時系列順に感想など。
「恐竜と隣人のポルカ」 -K/T BOUNDARY- ケー・ティー・バウンダリー
@福岡市民会館6月28日
石村が敬愛してやまない後藤ひろひと氏の新作です。
開演のベルが鳴ったとき、「へ〜鳴らすんだ、珍しいな」
なんて思いましたが、なんのこたぁない、きっちり伏線でした。
開演前、上演時間と休憩が無いのはチェックしていたので、
「これより、役者のみ1分間の休憩に入ります」
え??? でしたが、転換+大王のミニコントでした。
観客を飽きさせないサービス精神がすばらしい。
今回も、何の教訓も感動も無い(笑)おバカで楽しい舞台でした。
イキウメ「表と裏と、その向こう」
2008年7月12日(土)会場:西鉄ホール
近未来のユビキタス特区。
微かに漂う不穏さと、リアリティ。
何もかも決まっている事だとしたら?
生きるとは、それをなぞっているだけだとしたら?
やだ、こわい。そして悲しい。
石村は非常に気に入りました。
役者さんの演技の方向性にばらつきが無く、それが世界観を確率させていたように思います。
座"K2T3「今夜終わらない物語」
@ぽんプラザホール 2008年7月13日
惜しかったんだと思います。
三浦としまるさんの描く人物は、それぞれがちゃんと腑に落ちるさじ加減で、石村は好きです。
よく物語を進行させるのに手こずった作家が描きがちな、都合良く出て来てギアを上げる人物がいません。
しかし、そのせいで、全体的にぼんやりした印象になってしまったように思えました。
ただ、男性で、女性心理がちゃんと描ける作家はなかなか居ませんので、これからも観に行かせてもらいたいな。と思ったのでした。
演戯集団ばぁくう「曲がり角」@アトリエ戯座 2008年7月18日
翻訳劇なんてしちめんどくさい!!
と思っていたわけです。
で、実際台詞まわしはくどいし、フランスよね、これフランス人よね。と自分に暗示をかけながら観ておりました。
(女優陣、美しくはあるのですがやっぱニッポンジンですから)
ところが中盤から、そのくどさが見事なアイロニーとなってクスクス笑えるんです。
主人公の作家がむかっ腹立つ感じも、後半にロイター板ばりに効いてきます。
そして、ばぁくうのみなさん、さすがの安定感で楽しめた舞台でした。
今日から8月ですが、今月は少なくとも4本の観劇予定です。
そして、そろそろ石村も動きませんとね。
まったく書いていませんね。
ただでさえ低スペックな石村は、自分を律しないといくらでもサボってしまいます。
どうも、おひさしぶりです。
元気ですよ。元気に暮らしておりますよ。
ちゃんとね、観たい舞台は観に行ってますしね。
旅行に行ったりもしましたよ。
ざっくりと、時系列順に感想など。
「恐竜と隣人のポルカ」 -K/T BOUNDARY- ケー・ティー・バウンダリー
@福岡市民会館6月28日
石村が敬愛してやまない後藤ひろひと氏の新作です。
開演のベルが鳴ったとき、「へ〜鳴らすんだ、珍しいな」
なんて思いましたが、なんのこたぁない、きっちり伏線でした。
開演前、上演時間と休憩が無いのはチェックしていたので、
「これより、役者のみ1分間の休憩に入ります」
え??? でしたが、転換+大王のミニコントでした。
観客を飽きさせないサービス精神がすばらしい。
今回も、何の教訓も感動も無い(笑)おバカで楽しい舞台でした。
イキウメ「表と裏と、その向こう」
2008年7月12日(土)会場:西鉄ホール
近未来のユビキタス特区。
微かに漂う不穏さと、リアリティ。
何もかも決まっている事だとしたら?
生きるとは、それをなぞっているだけだとしたら?
やだ、こわい。そして悲しい。
石村は非常に気に入りました。
役者さんの演技の方向性にばらつきが無く、それが世界観を確率させていたように思います。
座"K2T3「今夜終わらない物語」
@ぽんプラザホール 2008年7月13日
惜しかったんだと思います。
三浦としまるさんの描く人物は、それぞれがちゃんと腑に落ちるさじ加減で、石村は好きです。
よく物語を進行させるのに手こずった作家が描きがちな、都合良く出て来てギアを上げる人物がいません。
しかし、そのせいで、全体的にぼんやりした印象になってしまったように思えました。
ただ、男性で、女性心理がちゃんと描ける作家はなかなか居ませんので、これからも観に行かせてもらいたいな。と思ったのでした。
演戯集団ばぁくう「曲がり角」@アトリエ戯座 2008年7月18日
翻訳劇なんてしちめんどくさい!!
と思っていたわけです。
で、実際台詞まわしはくどいし、フランスよね、これフランス人よね。と自分に暗示をかけながら観ておりました。
(女優陣、美しくはあるのですがやっぱニッポンジンですから)
ところが中盤から、そのくどさが見事なアイロニーとなってクスクス笑えるんです。
主人公の作家がむかっ腹立つ感じも、後半にロイター板ばりに効いてきます。
そして、ばぁくうのみなさん、さすがの安定感で楽しめた舞台でした。
今日から8月ですが、今月は少なくとも4本の観劇予定です。
そして、そろそろ石村も動きませんとね。
A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM ~THEじゃなくてAなのが素敵~@北九州芸術劇場
久しぶりに、小倉に芝居観に行きました。
土日は新幹線で往復3,000円ですよ♪15分くらいで着きますよ♪近いもんです。
さてさて、シェークスピア「夏の夜の夢」
本来なら、お芸術の香り漂うはずなんですが・・・
いやー、笑った。
シェークスピアさん、アホちゃいますの?くらいの。
長ったらしい修飾語バリバリのモノローグの最後に、自分に「え、何て?」とか突っ込んだりの遊びはあるけど、こんな戯曲だったんですね〜。ホントにバカバカしいお話なんです。
妖精さんが惚れ薬でイタズラして起こるドタバタ劇。
まさにドタバタ。60年代風衣装とかも訳解んない(笑)
神田さやかがね、すっごく良かったです。
血筋でしょうか、てらいとか不純物がなくて突き抜けていて。
後半のぶっ壊れ方もすばらしい。
山内圭哉さんは、自分の役以外にギターを弾く妖精さん(?)でも出て来て、
まー、かっこ良く弾いてるのにあの衣装!出オチですよね!
竹下宏太郎さんは、キャラつくりや台詞なんかに苦労してらっしゃる風のことをブログに漏らしてらっしゃいましたが、なんのなんの、さすがの存在感と躯さばき。
原作を知らないのですが、割と忠実に翻訳してあったらしいんです。
意味の解らないとこで始まる劇中劇(これが最悪につまらなくておもろい)を観ながらのコング桑田さんの台詞が超ウケます。
「観客が想像力を働かせて何をしたいかを一生懸命補正すれば、どんなにつまらない芝居でもすばらしい舞台として観る事ができるんだよ」(←適当です)
きゃーーー!痛い!黒い!そして面白い!!
最後あたり、妖精パックが観客に詫びをする口上なんかも原作まんまらしいですね。
シェークスピアの見方が変ったかもしれません。読んだ事も観た事もないですが。
こうゆう、面白かったー!はい、おしまい。というお芝居は、
精神衛生上いいもんだなーなんて思った石村なのでした。
久しぶりに、小倉に芝居観に行きました。
土日は新幹線で往復3,000円ですよ♪15分くらいで着きますよ♪近いもんです。
さてさて、シェークスピア「夏の夜の夢」
本来なら、お芸術の香り漂うはずなんですが・・・
いやー、笑った。
シェークスピアさん、アホちゃいますの?くらいの。
長ったらしい修飾語バリバリのモノローグの最後に、自分に「え、何て?」とか突っ込んだりの遊びはあるけど、こんな戯曲だったんですね〜。ホントにバカバカしいお話なんです。
妖精さんが惚れ薬でイタズラして起こるドタバタ劇。
まさにドタバタ。60年代風衣装とかも訳解んない(笑)
神田さやかがね、すっごく良かったです。
血筋でしょうか、てらいとか不純物がなくて突き抜けていて。
後半のぶっ壊れ方もすばらしい。
山内圭哉さんは、自分の役以外にギターを弾く妖精さん(?)でも出て来て、
まー、かっこ良く弾いてるのにあの衣装!出オチですよね!
竹下宏太郎さんは、キャラつくりや台詞なんかに苦労してらっしゃる風のことをブログに漏らしてらっしゃいましたが、なんのなんの、さすがの存在感と躯さばき。
原作を知らないのですが、割と忠実に翻訳してあったらしいんです。
意味の解らないとこで始まる劇中劇(これが最悪につまらなくておもろい)を観ながらのコング桑田さんの台詞が超ウケます。
「観客が想像力を働かせて何をしたいかを一生懸命補正すれば、どんなにつまらない芝居でもすばらしい舞台として観る事ができるんだよ」(←適当です)
きゃーーー!痛い!黒い!そして面白い!!
最後あたり、妖精パックが観客に詫びをする口上なんかも原作まんまらしいですね。
シェークスピアの見方が変ったかもしれません。読んだ事も観た事もないですが。
こうゆう、面白かったー!はい、おしまい。というお芝居は、
精神衛生上いいもんだなーなんて思った石村なのでした。
ちょっと前ですが、劇団えのき岳遊劇隊第9回本公演
「SLAYER -背徳の殉教者-」 を観て来ました。
ホントに失礼な言い方ですが、意外に面白かったです。
「教義のためなら教祖さえも屠る」スレイヤーさんたちが、
対キリスト教(カトリック?)のバンパイヤたちを狩るおはなし。
その中に、戦闘マシーンとして育った主人公「刹那」と血、あるいはDNAにまつわる物語。
石村はゲーマーではないし、その手の定石を知らないので、
お話自体は情報量と人間関係の枝葉が多すぎじゃないのか?
もっと思い切って削らないと何が言いたいのか解らんぞ?なんて思いましたが、
何しろ円形ホールで大人数で繰り広げられる殺陣が大迫力。
しかも、メインに戦うのは女子!
ここ、ポイント高いです。
もちろん、女性でもアクションやるトコは多いものの、
「出来ないならさせなきゃいいのに・・・」ってのが多い中(きゃー)
見応えの在る動きで魅せてくれました。
それに、多分ですけど、
女性同士が戦うことで、争いのもつ悲しさ痛々しさが出ていたのではないのかと。
個人的に「式」が気に入りました。人造人間がお似合いなのです彼女。
ユニットAAでもアンドロイド的な役でしたね。
萌え分類にはあるんでしょうか?
石村は、ラピュタの庭園のロボットとかスタートレックのデータ少佐とかエイリアンのビショップとかが大好きなのです。余談ですね。
アンサンブルも大勢で、総合点では楽しめた芝居でした。
「SLAYER -背徳の殉教者-」 を観て来ました。
ホントに失礼な言い方ですが、意外に面白かったです。
「教義のためなら教祖さえも屠る」スレイヤーさんたちが、
対キリスト教(カトリック?)のバンパイヤたちを狩るおはなし。
その中に、戦闘マシーンとして育った主人公「刹那」と血、あるいはDNAにまつわる物語。
石村はゲーマーではないし、その手の定石を知らないので、
お話自体は情報量と人間関係の枝葉が多すぎじゃないのか?
もっと思い切って削らないと何が言いたいのか解らんぞ?なんて思いましたが、
何しろ円形ホールで大人数で繰り広げられる殺陣が大迫力。
しかも、メインに戦うのは女子!
ここ、ポイント高いです。
もちろん、女性でもアクションやるトコは多いものの、
「出来ないならさせなきゃいいのに・・・」ってのが多い中(きゃー)
見応えの在る動きで魅せてくれました。
それに、多分ですけど、
女性同士が戦うことで、争いのもつ悲しさ痛々しさが出ていたのではないのかと。
個人的に「式」が気に入りました。人造人間がお似合いなのです彼女。
ユニットAAでもアンドロイド的な役でしたね。
萌え分類にはあるんでしょうか?
石村は、ラピュタの庭園のロボットとかスタートレックのデータ少佐とかエイリアンのビショップとかが大好きなのです。余談ですね。
アンサンブルも大勢で、総合点では楽しめた芝居でした。
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プロフィール
HN:
石村英美子
性別:
女性
職業:
プロのフリーター
趣味:
惰眠 つまみぐい
自己紹介:
九州在住。
お芝居が好きで、ちょこちょこ観に行っています。最近は観るだけに留まらず、何がしかのお手伝いに行くことも。
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