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石村英美子が「とりあたま」で観たり聞いたりしたものを、三歩あるいて忘れないうちに書いています。
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初、ナイロン。
初、本多劇場。

開演からタイトルがでるまでに既に30分(!)
総上演時間は3時間20分という大作でした。
(初日の10日前に脱稿ってホント?)

有頂天時代のケラさんは何となく知っているし、いくつかの戯曲は知っていましたが、初めてライブで観るナイロン100℃はなんというか、

「オレ、これ、合う」
ってかんじでした。
 
なんでもない日常、というにはあまりにも事件が多い小説作家の家族劇。ただ、よく思い返せば起こる事件は大して珍しいものではありません。

心を病んだ母、長女と父親との見えない軋轢、優しいがゆえ不幸を呼び集める次女、ドロップアウトした三女。

密度(頻度?)は濃いけど、居るし、ある。

とっても生き辛いのだけれど、もうマジ嫌になるんだけど、それでも、もうちょっとの淵の手前で生きることを選んでしまう人々。

噂の映像使いも見事で、一気にココではない心象風景。
最後のシーンはちょっと救われたようで安心しました。

残酷なようで、ヒトイトオシイお話でした。
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森美術館に行ってきましたよ。

「今、見たい日本のアーティスト36組」ってことで、さぞや前衛的で小難しい作品が並んでいるんだろうと思って行ったら、なんとも愉しくておバカで素敵な作品群が迎えてくれました。

パンフレットを購入しなかった(お金がなかったのです)ので、出品者の名前がちっともわからないのですが、巨大なマーブルにおびただしい数の「耳」が彫ってある作品が圧巻でした。

今、見たい、とはいえ作品がすべて近作というわけでもなく、大御所四谷シモンもありました。

平面作品は“画角の対角線の三倍の距離”から観るものだ、という常識を覆す、偏執的に細密な銅版画や、ただのギャグじゃん!って作品、チェルフッチュの映像(公演のもの)など盛りだくさん過ぎて、本気で観るには半日必要な量でした。

よく、「絵とか見てもわからない」なんて聞きますが、そんな事いったら石村だって全く持ってわけくちゃ分からんです。

でも十分過ぎるほど面白かったし、何かを触発してくれたし、何しろニヤリでした。


本当は、国立新美術館にてフェルメールの「牛乳を注ぐ女」を見なくちゃ!と思ったのですが、あいにく当日は休館日で、代用で行ったのに結構な楽しめかたでしたよ。

テンション上がりまくって、世界堂に行って買い物なんかしたらカードで馬鹿買いするのが目に見えていたので、行くのをやめたほどです。

観たもの聞いたものを、すぐ真似したがるのは良いことでもあり悪いことでもありますもので。

たまには鉛筆でもいいから何か書きましょうかね。
なのです。がちなのです。

なので、書き記すことにしました。
書きたいことが、たくさんある日々だといいなと思います。

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プロフィール
HN:
石村英美子
性別:
女性
職業:
プロのフリーター
趣味:
惰眠 つまみぐい
自己紹介:
九州在住。
お芝居が好きで、ちょこちょこ観に行っています。最近は観るだけに留まらず、何がしかのお手伝いに行くことも。
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